メンテナンス - 五十嵐刃物

メンテナンスQandA

刃研ぎについて

修理、刃研ぎなど、商品のメンテナンスを承っております。
（他社商品についても対応いたします。）
ただし、カシメ鋲等の規格外品は修理不可能な場合も有りますので特殊物については、お問合せください。

弊社による刈込鋏研ぎ直し＜動画説明＞
弊社による刈込鋏研ぎ直し

お客様による刈込鋏研ぎ直し＜動画説明＞
お客様による刈込鋏研ぎ直し


＜研ぎ前＞		＜用意するもの＞
		砥石粗さの指定は特にありませんが、基本的に荒（＃300～400）と中（＃800～1000）があれば研ぐことが可能。※ダイヤモンド砥石でも可防錆、潤滑油（刃物用油）防錆・摩耗を軽減し、刃の開閉をスムーズにします。研ぎ台垂木等、研ぐ際に刈込鋏を固定するために使用します。乾いた布砥石によって異なりますが、水を使って研いだ場合の拭き取りに使用します。
＜リベットを外す＞

＜歪み取り＞
＜砥石で刃欠けを修正＞		＜研ぐ前のポイント＞
		○研ぐ前にヤニクリーナー等で汚れを落とすと研ぎやすくなります。 ○荒→中→仕上の順番で研ぐことで、きれいに仕上げることができます。 ○周囲に気を付け、研ぐ方自身も怪我をしないように注意して行いましょう。
＜裏スリ（荒）＞ヤニや錆などの汚れを取る

＜表の刃スリ（荒）＞

＜表の刃スリ（仕上）＞		＜研ぎ方＞
		① 裏刃のヤニや汚れを落とす１．刈込鋏が動かないように台を利用し、固定します。２．刃元から刃先にかけて砥石を前後させ研いでいきます。注意：裏刃を研ぎすぎると、合刃をとるのが難しくなります。ヤニや汚れを落とす程度にしましょう。 ② 表刃を研ぐ１．刃の形状や角度に注意しながら、表刃に砥石を当てます。２．刃先から刃元にかけて研いでいきます。 ※研ぎの目安としては、バリ（カエリ）が出るまで行いましょう。 ③ 裏刃に出たバリ(カエリ)をとる１．裏刃に出たバリを確認後、20～30度くらい砥石を傾け数回刃先から刃元に向かい前後させ、バリをとります。 ④ 水分を取り、油をぬる１．研いだ後は、乾いた布等で拭き、水分をとります。２．最後に油を刃全体に塗ります。
＜裏スリ（仕上）＞

＜刃付けカエリのバリ取り＞

＜カシメ＞

＜合刃取り＞

＜油拭き・完了＞